スカルプト, テクスチャペイント, ドロー（グリースペンシル）のブラシを簡単に 選択/保存できるようにするアドオンです。

異なる.blendファイル間でも、保存したメニューを使用できます。

バージョン1.6.1以上は、Blender3.4以上対応です。

Sculpt Brush Toolsetの機能が改良されたため、製品名がQuick Brush Selectorに変更されました。

テクスチャペイント、ドロー（グリースペンシル）での機能は、Blender4.3以降で 使用できます。
それ以前のバージョンのBlenderを使用している方は、スカルプトでの機能のみ使用できる ”sculpt_brush_toolset_1.2.2.zip”をご利用ください。

ツールセット、ブラシの追加

ツールセットは、ブラシのコレクションです。
複数のツールセットを保持することができます。
「ツールセットを追加」ボタンから、ツールセットを追加できます。

3Dビューポートのアセットシェルフでブラシを右クリックし、「アクティブなツールセットへ追加」または「新しいツールセットへ追加」を選択すると、 アクティブなツールセットまたは新しいツールセットにブラシを追加できます。
各モードのアセットシェルフからは、各モード毎のライブラリにブラシを追加します。

また、スカルプトのボックスマスク, 投げ縄で隠す, クロスフィルター, 移動などのようなツールや、グリースペンシルのボックス, トリム, スポイトなどのツールも、ツールセットへ追加することができます。

まず追加したいツールをアクティブにし、ツールシェルフ上で右クリックし
”アクティブなツールをアクティブなツールセット/新しいツールセットへ追加”を押します。

アセットブラウザーからは、それぞれのモードのツールセットに対して、ブラシを追加できます。
また、複数のブラシをまとめて追加することもできます。

ツールセット、ブラシを選択

ツールセットにブラシを追加したら、3DビューポートでYキー(デフォルト)を押して、ブラシセレクターを開くことができます。
アイコンの上にマウスを持っていくと、ブラシ名が表示され、クリックするとそのブラシをアクティブにします。

複数のツールセットが存在する場合、ブラシセレクターを開いた状態でTまたはUキー(デフォルト)を押して、アクティブなツールセットを変更できます。
また、ブラシセレクター上部の四角形をクリックしても変更可能です。

開いたときと同じキー(デフォルトではY)を押すか、マウスを遠くに持っていくとブラシセレクターが閉じます。

ブラシは、上から時計回りに配置されます。
パネルから順序を変更したり、削除したりすることが可能です。

インポート / エクスポート

インポート / エクスポートメニューには、3種類のメニューが存在します。

グローバルライブラリは、異なるBlenderファイル間で、すべてのツールセットの保存 / 読み込みをします。
これは一つだけ作成できます。

「グローバルライブラリを読み込む」をクリックすると、現在のライブラリが上書きされることに注意してください。

グローバルライブラリは、それぞれのモード毎に保存されます。

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ツールセットは、アクティブなツールセットをテキストファイルにエクスポートしたり、エクスポートしたテキストファイルからツールセットをインポートします。

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ライブラリは、すべてのツールセットをテキストファイルにインポート / エクスポートします。

「ライブラリをインポート」をクリックすると、現在のライブラリが上書きされることに注意してください。

設定

設定にはいくつかの調整可能なパラメータがあります。

“シンプルパネルを使用”をオンにすると、ブラシセレクターは名前のみを表示するシンプルなパネルになります。
これはアクティブなツールセットのブラシのみを表示します(ショートカットキーでツールセットを変更することはできません)。
ブラシは左上から下に配置されます。

ブラシセレクターのアイコンは自動で生成されますが、何らかの理由でファイルが削除された場合などは、”アイコンの画像を再生成”ボタンで再び生成することができます。

Toolset Settingsでは、ツールセットの名前と順序を変更できます。

プリファレンス → アドオン → Quick Brush Selectorから、ショートカットキーなどを変更できます。

プリファレンスの「グローバルライブラリを自動で読み込む」をオンにしていれば(デフォルトでオン)、新しい.blendファイルでも自動で読み込まれます。

インストール方法

アップデート履歴

バージョン2.1.0はBlender4.3またはBlender4.4.0aで動作します。
また、バージョン2.1.0では下位のバージョンで作られたツールセット / ライブラリのテキストファイルを読み込むことはできません。

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