Fast Sculpt and Paint Assistant
このアドオンを使用すると、スカルプトとペイントのさまざまな操作を、 1 つのキーから簡単に呼び出せます。
キーボード上での面倒な指の移動を無くします。
これは、ペンタブレットユーザーにとって特に効果的です。
ペンタブのショートカット ボタンの数は限られていますが、左右の手をできるだけペンタブレットから離さずに
スカルプト、ペイントできます。
メッシュスカルプト、テクスチャペイント、頂点ペイント、ウェイトペイント、カーブススカルプト
およびメッシュスカルプトメニューから作成されたオブジェクト用のメニューがあります。
バージョン1.8の新機能!頭身定規を作成!

使用方法
メッシュスカルプト
スカルプトモードでは、「Shift + U」 キー (設定から変更できます)を押すとメニューが開きます。
何もせずに閉じるには、同じキーを押すか、空白領域をクリックします。

メニューはいくつかのセクションに分かれています。


1: ブラシ半径 / 2: ブラシの強さ / 3: スムーズブラシの強さ
4: ビューパイを開く / 5: ブラシパネルを開く / 6: テクスチャパネルを開く / 7: ストロークパネルを開く / 8: 減衰パネルを開く / 9: ブラシコンテキスト(右クリックで開くメニュー)を開く / 10: 面セットパイメニューを開く / 11: ピボット設定パイメニューを開く / 12: 自動マスクパイメニューを開く / 13: リメッシュパネルを開く / 14: 対称パネルを開く
15: マスクを反転 / 16: マスクを増大, 縮小 / 17: マスクをスムーズ, シャープ / 18: マスクをクリア
19: ファイルを保存 / 20: ミラーモディファイアを追加 / 21: 対象化 / 22: 領域をズーム / 23: “前面のみ”のオンオフ / 24: 減衰の形状の切り替え
25: Z軸をロック / 26: Y軸をロック / 27: X軸をロック
28: 表示を反転 / 29: 全てのトポロジーを表示 / 30:トポロジーの短径範囲を隠す / 31: トポロジーのマスク範囲を隠す
32: 初期設定サイズでリメッシュ(プリファレンスから変更可能) / 33: 現在の設定サイズでリメッシュ / 34: ディテールサイズを取得してリメッシュ / 35: 現在のサイズ × mulltiplier2(プリファレンスから変更可能)の値でリメッシュ / 36: 現在のサイズ * multiplier1(プリファレンスから変更可能)の値でリメッシュ / 37: 現在のサイズ ÷ mulltiplier1の値でリメッシュ / 38: 現在のサイズ ÷ multiplier2の値でリメッシュ / 39: スマートマルチレゾリューション
40: 新規オブジェクトを作成 / 41: オブジェクトを結合 / 42: バックアップを作成 / 43: スカルプトモードを転送 / 44: オブジェクトモードに移行 / 45: アルファを消去への切り替え
46: 次のmatcap / 47: 前のmatcap / 48: 設定されたマットキャップの切り替え / 49: アクティブオブジェクトのワイヤーフレームを表示・非表示
50: 透過表示 / 51: シルエット表示 / 52: Matcapを反転 / 53: スムーズ,フラットシェーディングの切り替え / 54: アクティブオブジェクトの表示・非表示 / 55: コレクションの表示・非表示 / 56: 背景画像の透明度変更
57: 定規の作成 / 58: 全定規の表示 / 59: 全定規の非表示 / 60: 全定規の削除
16: マスクを縮小, 拡大、 17: マスクをスムーズ, シャープ では、マウスを動かすことでマスクを編集できます。
- マウスを右に動かすとスムーズ/拡大し、左に動かすとシャープ/縮小します。
- 左クリック、右クリック、Enterキー、Escキーで確定します。
- この操作はキャンセルできませんので、キャンセルしたい場合は確定後に、Ctrl + Zで元に戻してください。
- 値を変更するマウスの移動量は環境設定から変更できます。

39: Smart Multires は、頂点が多すぎて Blender が遅くなる場合に使用します。
自動で以下の操作が行われます。
- アクティブ オブジェクトが複製されます。
-
複製されたオブジェクトを再メッシュします (現在のボクセル サイズで再メッシュされることに注意してください。
ボクセル サイズはアクティブ オブジェクトよりも大きく設定する必要があります)。 - 次に、マルチレゾリューションとシュリンクラップモディファイアが追加されます (マルチレゾリューションのデフォルトのレベル数は 2 です)。
結果に満足したら、シュリンクラップモディファイアを適用します。
満足できない場合は、適用する前にさらに細分化するか、異なるボクセル サイズでやり直します。
Blender が高速化される可能性があります。

「41: バックアップを作成」では、アクティブオブジェクトが複製され、”オブジェクト名_backup”という名前のコレクションに自動的に格納されます。
「42: スカルプトモードを転送」では、スカルプトモードのままオブジェクトを切り替えます(Alt + Qと同じ)。
「44: アルファを消去への切り替え」では、ブラシのブレンドモードを[アクティブなもの]と[アルファを消去]とで切り替えます。これはペイントブラシを使用中のみ動作します。
「47: 設定されたマットキャップの切り替え」でのマットキャップを設定するには、3Dビューのシェーディングパネルから設定したいマットキャップに変更してから”マットキャップ1へ設定”もしくは”マットキャップ2へ設定”を押してください。

「54: コレクションの表示・非表示」でのコレクションを設定するには、アウトライナーで設定したいコレクションを右クリックし、”表示コレクションに設定”を押してください。

「55: 背景画像の透明度変更」でのコレクションを設定するには、アウトライナーで設定したいコレクションを右クリックし、”画像コレクションに設定”を押してください。

新しいベースメッシュを作成
新しいオブジェクトパネルでは、以下の画像の赤枠 3 つの項目は自身でベース メッシュを作成するためのもので、他の項目はプリミティブ メッシュを追加するためのものです。
( 新しいオブジェクトパネルはオブジェクト モードでショートカットキーを押すか、スカルプト モードでショートカットを押した後に”新オブジェクト”を選択して開くことができます )

赤枠 3 つの項目で作成されたオブジェクトは、編集モードで、「Shift + U」 キー ( 設定から変更できます )を押すと、それぞれに対応したメニューが開きます。



テクスチャペイント
テクスチャペイントモードでも、「Shift + U」 キー (設定から変更できます)を押すとメニューが開きます。
何もせずに閉じるには、同じキーを押すか、空白領域をクリックします。
※Blender4.3以上では、ツールではなく各ブラシへのアクセスするボタンになります。

メニューはいくつかのセクションに分かれています


1: ブラシ半径 / 2: ブラシの強さ
3: ブラシツール/ 4: ぼかし/ 5: スミア/ 6: クローン/ 7: フィル/ 8: マスク
※Blender4.3以上では、ツールではなく各ブラシへのアクセスするボタンになります。
9: ペイントマスクに切り替え / 10: 選択を反転/ 11: 全選択/ 12: 選択なし
(10, 11, 12 は一度編集モードに移り、選択を変更し、再度テクスチャペイントモードに戻ります。)
13: カラーを交換 / 14: 白 / 15: 黒 / 16: アルファを消去への切り替え
17: グラデーション切り替え / 18: リニアグラデーション / 19: 放射グラデーション / 20: グラデーションを反転 / 21: グラデーションをリセット
以下ブレンドモードを変更
22: ミックス / 23: 暗い方 / 24: 乗算 / 25: 焼き込みカラー / 26: 焼き込み(リニア) 27: 明るい方 / 28: スクリーン/ 29: 覆い焼きカラー / 30: 加算 / 31: オーバーレイ / 32: ソフトライト / 33: ハードライト / 34: ビビッドライト / 35: リニアライト / 36: ピンライト / 37: 差分 / 38: 除外 / 39: 減算 / 40: 色相 / 41: 彩度 / 42: カラー / 43: 値 / 44: アルファを消去 / 45: アルファを追加
N パネル> ツール > ブラシ設定> カラーパレットから、アクティブなパレットを確認できます。
カラーまたはセカンダリカラーを変更した後に、ペイントなどのアクションを実行すると、使用した色の履歴に色が追加されます。
プリファレンスで「すでに存在する色も履歴に追加する」をオンにすると、履歴にすでに追加されている色でも、使用された順に追加されます。
ブラシで使用する色(カラーまたはグラデーション)がグラデーションの場合、3Dビューポートの上部にグラデーションカラーのリストが表示されます。
これらは簡略化されたものであり、カラー ランプ上の位置を正確に表すものではありません。

詳細を変更する場合は、N パネル > ツール > ブラシ設定 > カラー ピッカーでカラー ランプを変更してください。
カラーパレットをドラッグすると、選択した色の上に四角形が表示されます。
この状態でマウスを放すと、ブラシで使用する色(カラーまたはグラデーション)に応じて次のようになります
カラー: 選択した色をセカンダリーカラーに設定します

グラデーション: 選択した色をセカンダリーカラーまたはグラデーションのいずれかに設定するためのパネルを開きます

頂点ペイント
頂点ペイントモードでも、「Shift + U」 キー (設定から変更できます)を押すとメニューが開きます。
何もせずに閉じるには、同じキーを押すか、空白領域をクリックします。

ほとんどの機能は、テクスチャペイントのものと同じです。
頂点ペイントではグラデーションが使えないのでその部分はなくなり、ツールも頂点ペイントで使うものに変更されています。
※Blender4.3以上では、ツールではなく各ブラシへのアクセスするボタンになります。
ウェイトペイント
ウェイトペイントモードでも、「Shift + U」 キー (設定から変更できます)を押すとメニューが開きます。
何もせずに閉じるには、同じキーを押すか、空白領域をクリックします。

ほとんどの機能は、テクスチャペイントのものと同じです。
ウェイトペイントではカラーが使えないのでその部分がなくなり、ツールがウェイトペイントのものに変更されています。
強さを変えるドーナツ形の部分は、上半分で強さを変え、下半分でウェイトを変えます。
※Blender4.3以上では、ツールではなく各ブラシへのアクセスするボタンになります。
カーブスカルプト
カーブスオブジェクトのスカルプトモードでも、「Shift + U」 キー (設定から変更できます)を押すとメニューが開きます。
何もせずに閉じるには、同じキーを押すか、空白領域をクリックします。

一番外側の部分は、右上から時計回りに、「選択モードを切り替え」、「全選択」、「選択なし」、「選択を反転」、「選択拡大」、「減衰の形状の切り替え」です。
※Blender4.3以上では、ツールではなく各ブラシへのアクセスするボタンになります。
設定
プリファレンスには変更可能なパラメータがあります。

スカルプトモードでは、上部のヘッダーに次の内容が表示されます。 ミラー警告軸 / 減衰の形状/ ロックされた軸/ 前面のみ

アップデート履歴
3.0.1
|
ペイントモード以外で、エラーが出る問題を修正 |
3.0.0
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各種ペイントモードに対応しました |
2.1.1
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アイコンがピンクになる問題を修正 |
2.1.0
|
Blender4.3対応 |
2.0.3
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バージョン2.0.2でメニューが開かない問題を修正 |
2.0.2
|
すべてのアイコンはリンクされるようになりました |
2.0.1
|
Blender4.2対応 |
2.0.0
|
以下の機能を追加 - カーブスオブジェクトのスカルプトモードでのメニュー - スマートマルチレゾリューシ機能 - 半径の位置がずれる問題を修正 - マットキャップを変更する機能で、追加されたマットキャップを選択できない問題を修正しました。 |
1.8.2
|
小さなバグを修正 |
1.8.1
|
Blender 4.0以降でRound Skinを作成するときに発生するバグを修正しました |
1.8.0
|
頭身定規機能を追加 日本語に対応しました BlenderのUIが英語ではないときのバグを修正しました このバージョンからBlender3.1以降対応となります |
1.7.0
|
以下の機能を追加 - "前面のみ" - 表示を反転 - 対称化にマウスを当てると、対象化の方向を表示 - Ctrlを押しながら対象化をクリックすると、反対方向に対象化 |
1.6.0
|
オブジェクトを結合 / 領域をズームを追加 |
1.5.0
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Curve / Round Skin / Skinを追加 オブジェクト モードでショートカット キーを押すと、[新規オブジェクト]パネルが開くようになりました。 |
1.3.2
|
Blender 4.0.に対応 |
1.3.1
|
Remesh multiplierが整数から少数になりました |
1.3.0
|
以下の機能を追加 - 対称化 - 各軸をロック - シルエット表示 - スムーズ/フラットシェーディングの切り替え |
1.2.1
|
「対称パネルを開く」が重い問題を修正しました |
1.2.0
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以下の機能を追加しました - 対称パネルを開く - 設定したコレクション内の画像の透明度を変更 |
1.1.0
|
ビューボタンはビューパイに変更されました 以下の機能を追加しました - トポロジーを表示/非表示 - ファイルを保存 - マスク - ミラーモディファイアを追加 - スムーズの強さ |
1.0.0
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初期リリース |